暖かい家にしたい

今日はお客様との打合せ。

お客様のお困りごとは、「とにかく寒い」とのことでした。

築４０年とは思えないほど手入れが行き届いたご自宅ですが、断熱の仕様は当時のままなので、「ヒートショック」のことを心配されていました。

安心して健康に暮らしたい。この想いは、誰でも感じていることだと思います。私も、そうありたいです。

ご予算をお聞きした上で、

①1階の玄関と１階の窓を断熱改修すること

②床下に断熱材を充填すること

この２点をご提案しました。

浴室や洗面脱衣室、トイレ、廊下には、暖房器具がない場合が多く、暖かい部屋から急に寒い廊下やトイレに行くことや、寒い脱衣室から急に暖かい浴槽に入ることは、ヒートショックの原因と言われています。

１枚ガラスのアルミサッシは、室外の冷気・暖気が窓から室内に伝わってくることが原因となり、室内温度を一定に保てない場合があります。また、その場合に結露がひどく窓周りが濡れてしまうとカビの発生の原因にもなります。

内窓を設置したり、既存の窓枠だけを残して断熱性能の良い窓サッシ（ペアガラス等）に交換（カバー工法）すると、そんな窓まわりのお困りごとが解消されます。(注)カバー工法の場合、サッシサイズが小さくなります。

床下の断熱も大切です。

築年数が経っている住宅は、床下に断熱材そのものが施工されていない場合が多いです。

床下は、外気がそのまま入ってきています。冬の床下は自然の冷蔵庫といったところ。

床を張り替えなくても、床下から断熱材を施工することで、工事期間を短く、費用も抑えることができます。

断熱改修は、国や自治体で実施している補助金や助成金の対象になる場合があるので、活用してお得にリフォームしたいですね♪

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