2023年10月10日 2023年10月10日 bellmaster

『断熱リノベ』～冬場に多発！ヒートショック対策～

【ヒートショックとは】

気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックといいます。
この血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こります。

ヒートショックは冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入るときなどに起こります。

11月～2月までの時期がヒートショックの好発時期です。
浴室や脱衣所などの気温が下がり、長風呂になりやすいため、危険が高まります。
また、トイレでヒートショックを起こす人もいるので、お風呂以外でも温度変化のある場所には要注意です。

【ヒートショックの影響を受けやすい人】
・65歳以上である
・高血圧、糖尿病、動脈硬化がある
・肥満、睡眠時無呼吸症候群、不整脈がある
・浴室に暖房設備がない
・一番風呂が好き
・熱い風呂が好き
・飲酒後にお風呂に入ることがある
・30分以上お湯に浸かっている

私も当てはまるところがあります💦💦

ヒートショックを起こさないための理想は、建物内の温度が一定であることです

【ヒートショック対策＊おすすめリノベ】
　①ゾーン断熱
　：床壁天井への断熱材充填。建物全体の断熱を見直すことが理想ですが、脱衣室、トイレだけの部分的な施工（ゾーン断熱）でも有効な対策になります。
　②窓リノベ
　：内窓の設置や窓サッシの交換。窓ガラスは建物の中で一番「熱」が逃げやすいところです。窓ガラスから熱が逃げることを防ぐ窓の断熱化がおススメ。
　③暖房器具の設置
　：浴室、脱衣室に暖房器具を設置することで、急激な「冷え」を予防します。
　④浴室の高断熱化
　：ユニットバスへの交換や、今の浴室そのままで断熱効果の高いパネルを貼るリノベもあります。